はりこ人形製作
久しぶりに はりこ方式で 人形劇の人形を作ってる
まず 粘土で人形のカシラを作り
そのまわりに切り金を差し込み
カシラの前面に 石膏を流す
前面の石膏が固まったら
裏返し カシラの後ろ側に石膏をかける
後ろ側の石膏も固まったら 切り金を抜き
前と後ろの石膏をゆっくりパカッと割ると
石膏の め型のできあがり
石膏の内側に石鹸をぬり
そこに厚手の和紙をちぎったものを貼りこんでいくのだ
昔は はりこ紙っていうぶ厚い和紙を使ったんだけど
もう売ってない
だから 普通の和紙の厚いやつを代用 三重か四重ぐらい貼る
乾いたら 石膏からはがし 余分な部分を切り取り 前と後ろをくっつける
これで粘土で作った原型と まったく同じ形の 表面は和紙 中はがらんどうの人形のカシラができるのです
あとは表面の処理→つるつるにしたり ざらざらにしたり 布を貼ったり いろいろできる
もう このやり方でやる人形劇団は あまりありませんね
ものすごく手間がかかってめんどくさいからかな
私が昔々所属していたむすび座も 以前ははりこでやってたけど 今はエサホームとかサンテックホームとかの 発泡材になっています スチロールでやるところもあるでしょう
でも めんどくさいんだけど いいところもたくさんある
まず軽いこと
そしてカシラの中にいろいろな仕掛けが作りやすい
うなづきをつけたり 目玉を動かしたり…
また表面の処理が楽
例えば ゴフンのかわりに紙粘土を少しやわらかく溶いて塗って
乾けばヤスリもかけられるし つるつるになる 絵の具で色も塗れる
わざと紙粘土を固めにして けばけばに塗れば ざらざらになり それもおもしろい
ジャージやニット ネルなんかののびる生地は そのまま貼れるから柔らかい感じになる
なんといっても 最初の粘土の段階で じっくり吟味ができること
粘土はいくらでも形が変えられるから 失敗したら付け足したり削ったりできるのがいい
発泡材は削っちゃったら もうだめだもんね
ま 直せるけどめんどくさい
久しぶりにやってみて とても感じよく手になじむ
発泡材は 簡単なんだけど 体に悪そうっていうか なんか軽々しい
はりこは軽いんだけど 重みがある
不思議だね
ノジーフ物語の人形もはりこで作ったんだよ
一見陶器の人形に見えるね
今は何の人形だって?
来年8月にプーク人形劇場でやる麦笛フェスの新作の人形です 先は長い


最近のコメント